AS Frontiers について
エーエス フロンティアーズ(AS Frontiers)と代表者の紹介です。
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会社での研究マネージメントの進め方、若手や中堅社員が感じる共通の悩みを解決するヒントを紹介していきます。
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化学や分析科学の基礎をわかりやすく解説しています。
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News & Information
- (52)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑨ 採血直後からとにかく冷やす!1.採血後の血液は急冷する 遊離アミノ酸を正しく測定するためには、血液試料の室温放置は厳禁です。 採血直後の血液は37 ℃くらいですから、採血管内でも血液中の代謝酵素は活性状態にあります。例えば、アルギニンはアルギナーゼ […]
- (51)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑧ 試料が血漿でなければならない理由1.血清ではいけないのか? 血漿と血清、言葉の響きも見た目もよく似ています。 採血して「室温で放置」すると、体内の止血機序と同じ作用が働き、採血管内で血液が固まって沈殿します。 その沈殿を「血餅」といい、上清の淡黄色の液 […]
- 93. 追悼 佐々木常夫さん本日(5月8日)、新聞に小さな訃報記事を見つけました。 佐々木常夫さん(ささき・つねお=元東レ経営研究所社長)4月28日、尿管がんで死去、79歳。通夜、葬儀は近親者で営む予定。 会社員として出世を目指しつつ、うつ病の妻 […]
- (50)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑦ 戦いは「いつ採血するか」から始まっているアミノ酸測定では、いつ採血をしてもよいというわけではありません。 血漿遊離アミノ酸濃度の恒常性は高いのですが、概日リズム(サーカディアンリズム)があることも知られています。アミノ酸の中には、1日の中で約30%も濃度が変動 […]
- (49)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑥ 血液中のアミノ酸測定は問題だらけ!?臨床検査の「アミノ酸分画」では、どの程度のアミノ酸濃度の違いを見ていたのでしょうか? 先天性代謝異常では特定のアミノ酸濃度は明らかに異常値となります。 フィッシャー比は正常値が3~4、疾患の判定基準が1.8以下です。極端 […]