分析化学Tips

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(62) 問に答えます シリーズ「血液中のアミノ酸測定の標準化」新着!!

このシリーズで述べてきた「アミノ酸分析の標準化」について、いくつかご質問をいただきました。   代表的なものに、 「これは、「すべての」アミノ酸について使うことができるのか?」 というものです。 タイトルにもあ […]

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(61)トリフルオロ酢酸のpHは酢酸よりなぜ低いのか新着!!

前回、共鳴効果が化合物の酸性度に与える影響について説明しました。 酸性度に影響を与える因子として、「誘起効果」というものもあります。誘起効果は電子求引性誘起効果ともよばれます。   電子求引性基は、酸の共役塩基 […]

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(60)2,4,6-トリニトロフェノールはなぜ強酸なのか

表にこれから説明する化合物の構造とpKaを示しておきます。 フェノールのpKaがほぼ10なのに対し、2,4,6-トリニトロフェノールのそれは0.4、強酸です。構造が大きく違うので化学的性質が異なるのも当然ですが、「共鳴効 […]

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(59)いまさら聞けない「pHとpKa」

いまさらですが、pHの説明から始めます。 IUPACやJISでは、pHを溶液の水素イオンの活量(aH+)で定義しています(式1)。しかし、希薄水溶液の水素イオンの活量係数は1として差し支えないので、水素イオン濃度[H+] […]

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(58)シリーズ 「血液中のアミノ酸測定の標準化」の終了にあたって

生体内のアミノ酸情報、特に血漿遊離アミノ酸の濃度やその変化は、身体の「今の」状態を把握できる重要なバイオマーカーとして認知されつつあります。それを活用し健康に有用な情報を人々に提供するためには、科学的エビデンスに基づく精 […]

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(57)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑭ 血漿アミノ酸濃度には男女差や年齢で変化するものがある

前回、血漿遊離アミノ酸の基準濃度範囲(正常範囲)を示しました。 説明を省きましたが、除外基準とは①問診、検査値からの除外(慢性疾患、薬物治療)、②アミノ酸濃度の外れ値(異常値;4 x SD以上)からの除外になります。さら […]

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(56)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑬ 初めて正確に求められた血漿アミノ酸の基準濃度範囲

ここまで述べてきたことは「標準化された血漿中アミノ酸分析の手順」です。 標準化には3つの要素がありました。 1)分析装置(UF-Amino Stationと試薬)の性能 2)アミノ酸を身体内と同じ濃度で測定するための試料 […]

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(55)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑫ 正確な定量に欠かせないSIトレーサブルな混合認証標準液

物質を正確に定量するためには、検量線作成用の標準物質(溶液)に正確な濃度値が保証されていなければなりません。 むかし話ですが、アミノ酸分析用の標準溶液は、「メーカーが独自に」濃度値を保証した混合溶液が供給されていました。 […]

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(54)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑪ 内標準には13C, 15Nのラベル体を使う

除タンパク操作のポイントと手順を前回紹介しましたが、ここではプレカラム誘導体化LC/MSによるアミノ酸分析に用いる内標準液について解説します。 正確な定量を行うために、内標準は欠かせません。可能なかぎり、早い段階で添加し […]

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(53)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑩ 除タンパク操作はこうする!

1.タンパク質変性には、酸を用いるか?有機溶媒を用いるか? 血漿をそのままアミノ酸分析計に供することは出来ません。血漿に含まれるアルブミンなどのタンパク質がカラム分離などに大きな影響を与えるので、除タンパクという前処理を […]

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