114. 秋の気配
あれはあなたの好きな場所♪
タイトルの「秋の気配」とこのフレーズでピンとくる人は、1970年代、フォークソング~ニューミュージック全盛期をリアルタイムで過ごした同世代の方ですね。 オフコース(というグループを知らない人がもはや多数かもしれません)が、まだ有名になる2年ほど前の曲「秋の気配」の出だしです。
歌詞に出てくる「港が見下ろせる小高い公園」は、横浜の港の見える丘公園で、山下公園、外人墓地、そして元町は、昔からの定番のデートコースです。私にとっても思い出深い場所です。 もっとも、これは季節を歌ったものではありません。
しかし、酷暑がやっと過ぎ去り、昼間も少し涼しくなったように思いましたので、秋の気配を感じに9月の最後の日に、久しぶりに散歩(ウオーキング)をしてみました。
デートコースではなく、近所の読売ランドを越えて、三沢川から多摩川への20,000歩くらいの道のり、すぐに無理をしてしまいます。このコースを歩いたのは桜の季節以来で、半年ぶりだったようです。その間にいろいろと変化がありました。
読売ランドには観覧車が1台増えました。 その稲城市側は、東京ジャイアンツタウンの建設が進んでいます。
https://www.city.inagi.tokyo.jp/smph/kanko/tokyogiantstown/tokyogiantstown.html
稲城市側の三沢川に出るとあれだけ咲き誇っていた桜は、ずいぶんと葉が落ちていました。途中のイチョウの街路樹もかなり黄色くなっているものがありました。秋の気配にしては、樹木はかなり秋の装いを急いでいるようでしたが、それにしてもちょっと、早くないでしょうか?暑さに耐えかねて、異変が起きているのではと気になってしまいます。
話は戻りますが、昨年、今年の夏は異常でした。 自然現象だから・・・ということで済ませてよいのでしょうか。
暑さもさることながら、局地的かつ記録的な豪雨による河川の氾濫やそれに伴う土砂崩れが多い夏でした。歴史的には河川の氾濫と被災は繰り返され、川の流れをどう治めるかは、統治者の最重要施策の一つでした。それにしても今年は多すぎました。被災された方の情報に接する度に胸が締め付けられます。
日本の治水はかなりしっかり整備されているとは思いますしが、完璧ということはないのでしょう。
せめて被災者のみなさんが過ごしやすい環境を即座に整えられる準備の必要性を感じます。