118. 「中途半端」を言い換えると
前回、仕事はどれもこれも大切で、全てが優先順位1位の方へのアドバイスをしました。
そういう人には共通する面倒な問題があります。自分が忙しいということに気がついていないか認めようとしないこと、そして完璧をめざしがちなことです。
本当に忙しいときはアドレナリンが出るのでしょうか、本人は気がつかないもののようです。そして心身ともに疲れがたまり、仕事の完成度(達成感)もさがっていく悪循環に陥ります。
「中途半端」
もし、近くでそう愚痴っている人がいたら、言葉をかけてあげましょう。
「半端ではないのです。今が途中だから半端に見えるだけです。」
「全然だめだ」
と口走ってしまうもっとネガティブ思考の人も少なくありません。
そのようなときは、「全然、ってことはありませんよ。ゼロではないのでしょう?進んでいるようにみえますよ。」と言ってあげましょう。
言葉遊びにすぎないかもしれませんし、もっと気の利いた言葉があるかもしれませんが、ちょっとした一言で、心の疲れは緩和されるものです。