119. 子供に追い抜かれたと感じた瞬間
自分が子供に逆転された、追い抜かれたと思う出来事が、これまで何度かありました。
私にとっては、ある意味「衝撃の瞬間」でした。
・ 「荷物を持ってあげる」と言われた時
・家の玄関の鍵が壊れて開かなくなったとき、息子が業者の手配から会計まであっという間に終わらせてくれた時
・私には難しいと思われたパズルを娘があっという間に解いてしまった時
本当に些細な出来事です。
誰しもがいくつになっても、自分は子供より力(体力、能力)がある、思い込んでいるように思います。それは完全な誤解なのですが、このような出来事があるまでは、気がつかない或いは認めようとはしていませんでした。
荷物の件は、彼らがまだ学生の頃です。最初に長男に言われ、「そりゃそうだ、お前のほうが力持ちだろう」、と余裕をかましていましたが、娘に言われた時にはちょっとショックでした。そう見えたのかしら・・・
パズルも同じです。子供よりは賢いとその時まではずーっと思っていた自分がいました。お恥ずかしい限りです。
自分の子供はいくつになっても子供に見えますが、彼らも成人して社会人です。考え方、接し方を変えていかなければならないのは当然だと気づかされた瞬間でもありました。
会社生活でも同じような状況があったのでしょうね。