133.偉人の名言

バッテリィズ、昨年末のM-1グランプリで有名になったお笑いコンビです。

ボケ担当はエースという人で、「「名前書いたら受かる高校」受けて、名前書き忘れて落ちたような奴」なのだそうです。彼らの漫才に「偉人の名言」というものがあります。

その一節、寺家というツッコミが、

寺家:
有名なんで言えば、電気を発明したエジソンって人がおんねんけど、
その人の名言で「天才とは1%の閃きと、99%の努力」って言葉があって。
これ凄い、頑張ろうと思える。

エース:
気合もいるやろ。
努力しすぎやて、その人。
天才で1%やったら、俺0%確定やないか

寺家:
やめて、そんなん言うの
(文字におこすと面白くない!?)

 

エジソンの言葉は、私も子供の頃、親から何度も聞かされました。天才でもそれだけ努力をするのだから凡人(のお前)は努力しかないと。

 見逃しそうな閃きに気がつく人、或いは予想外の現象を失敗と思わず前向きになれる人が天才なのだと、今は考えています。それが出来れば、本人自ら努力もするし、周りもいろいろな形で応援してくれます。研究者にとって重要な資質の一つです。

 

1%と99%ということでは次のような名言もあります。

百里の道も九十九里をもって半ばとす

これも何度となく親に聞かされました。ご存じのように「最後まで気を抜いてはならない、油断するな」という意味の言葉です。

 

研究→開発→事業(商品化)にしていく経験の中でとても重要だと実感した言葉です。だいたいこれでOKだろうということでは、モノをお客さまには届けられません。モノを商品にする厳しささ、最終責任者の責務の重さに驚いたものでした。ですから、それを理解して最初から研究・開発に取組むことが会社では特に大切で、またそういう体験を若いうちに少しでもしておくことが、研究人生で必要だと思います。

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