80.街で気になる光景
今回は、日常の生活の中で見かける気になることを、思いつくまま書き出してみたいと思います。
駅の改札の出入り口、エスカレーターを下りたところで、行先表示を見るために立ち止まってしまう人がいますよね。年配の方に多いように思います。そこは通路で一番狭いところです。通行の邪魔なだけではなく、エスカレーターの下りたところは特に危険です。最近は駅の再開発などで通路が分かりにくくなっていますので、気持ちはよく分かりますし、私も立ち止まっていた自分に後から気付くことがありますが、少し広いところに出てから、行先を確認しましょう。
年配の方といえば、なぜお年寄りほど、横断歩道のない所を堂々とゆっくりと、しかも斜めに横断するのでしょうか。おじいさん、おばあさん、あなたは自分が思っているほど、早くは歩けていませんよ。赤信号で横断歩道を渡っている姿も見かけますが、それは信号のない横断歩道を渡るときよりもはるかに危険です。運転手はもちろん歩行者に気を配りますが、信号があれば、むしろそちらを見ています。
自動車>歩行者>(一般の)自転車、これは交通規則を守っている順番です。自転車、最低です。
自転車の乗ると歩道・車道の区別、信号の色、横断歩道は関係なくなるようです。これは年齢にはよらないように思います。各自のマイルールに従っているようです。自動車や歩行者はあなたをとても危険な人と思って見ています。あなたも歩いているときはそう感じているとは思います。自転車に乗ると性格が変わってしまうのでしょうか。
電動キックボードは、どの順位になるのでしょうか?
若い皆さん、スマホをみながらたらたら歩いていませんか。あなたの後ろにいる私はとてもイライラしています。まっすぐ向かって歩いて来てぶつかる寸前で避ける人。私はあなたに脅威を感じています。手刀でスマホを落としてやりたくなります。 あなたの安全のためにも、歩きながらスマホはやめましょう。
電車で子供が座りたいと駄々をこねているのを見かけます。また一人分しか空いていないスペースに子供を座らせる親がいます。隣の人が仕方なく席をゆずる光景もありますよね。とても不愉快です。道徳に反しているとさえ思います。座るのは歳の順です。子供は親に席をゆずるものです。 それを日頃から言い聞かせるのが親の務めです。
もちろん、子育てが大変なのは承知していますが、守ってほしいルールだと思います。
電車の中で若いサラリーマンが、上司や同僚に対する不満を、その上司の上司らしき人に言っている光景も気になります。他に話すことはないのでしょうか。自分はすべて分かっていて、周りに配慮しながら仕事をしているのだと言わんばかりに、しかし丁寧に婉曲に話しをしています。あなたが話をしている相手は、その話の内容ではなく、あなたのそういうところを、ネガティブな感情で見ていますよ。
ちょっと偉そうなサラリーマンが飲んだ帰りの電車で、部下にしたり顔で社長の考えを肯定的に説明してみせたり、人事の話をこそっとしたりしています。「しらふ」からすると、とてもみっともない姿ですよ。
周りの人は見ていないようで、意外とあなたを見ています。