94.かわさきTEKTEK
退職して通勤とか出張とかがなくなると、1日の歩数が途端に減ります。雨が降ると一歩も家から出ないことすらあります。
現在ウォーキングを促すさまざまな仕組みがありますが、川崎市には「かわさきTEKTEK」というウォーキングアプリがあります。
歩数に応じてアプリ内にポイントが貯まります。そのポイントを川崎市立の小学校に寄附することができ、学校は寄附されたポイント数に応じた「応援金」を市から受け取ることが出来ます。他の自治体にも同様なものがあるのかもしれませんが、川崎市では昨年10月に開始、5月7日現在48,000人以上が登録しています。ポイントを寄付する(応援する)小学校を選べますし、なかなかセンスのよい企画です。
さて、このようなアプリには当然のようにランキングがあります。
「かわさきTEKTEK」では、登録者全体(つまり川崎市)、年代別、地区別(川崎市〇〇区)の中で、その月の自分の順位が表示されます。
ちょっと頑張って1日平均10,000歩程度歩くと、登録者全体と地区別では上位1割以内に入ります。歩数としてもランキング的モチベーションとしても、1日10,000歩というのが適当な目標であるような気がします。ところが、年代別ランキングでは、60代(私)は10,000歩でも上位1割に食い込めません。この年齢層の健康に対する意識の高いことが垣間見えるデータです。私も雨の日は外に出られないと言っていてはいけませんね。
しかし、ランキングを意識して、長い時間歩き続けていると、腰や膝などに負担がかかりすぎたり、腕の振りが小さいせいか首回りや肩甲骨のあたりが固まってきたりすることを実感します。また、ウォーキングだけでは、上半身の筋力とか柔軟性も落ちます。
先日、NHKのテレビ体操の時間でラジオ体操をやっていました。現役の頃は始業前に仕方なくやっていましたが、柔軟あり、ストレッチありのまさに全身運動で、ラジオ体操のイメージが一変しました。動画を見ながら同じように動こうとすると、年齢のせいもあるけれども、きちんとやるのはなかなかにハードでした。
当面の目標は、一日平均10,000歩と、(書いていて情けないのですが)ラジオ体操第一と第二を続けて、息を切らさずにできるようになることです。
健康第一でいきましょう。