116.選挙に行きたくても行けない人

総選挙があります。 

不在者投票という言葉がなくなり、期日前投票がストレスなく出来るようになり、一般人にはありがたいことです。 

ところが投票したくても出来ない一般人がいます。 

私の身近では、90歳で「要支援1」の母親は選挙に行けません。 

マンションに1人で住んでいて、家の中での生活は出来ますが、屋外は傾斜があり段差がありますから、歩く(転ぶ)のが怖いと思っていて、敷地外には出ないように決めている、リスク管理をしっかりとしている女性です。 

マンション内かせめてその隣に投票所があれば、がんばって投票に行くのかもしれませんが、私の足でも10分ほどかかる投票所にはとても一人では行けませんし、安全に連れて行く手段が思いつきません。 

そこで郵便投票ができないものだろうかと思い調べてみました。 

総務省のHPにはこうありました。 

(1)対象者 

郵便等による不在者投票は、身体障害者手帳か戦傷病者手帳をお持ちの選挙人で、次の(i)又は(ii)に該当する方又は介護保険の被保険者証の要介護状態区分が「要介護5」の方に認められています(平成16年3月より対象者が拡大されました)。 

そうなのです。要介護5でないと郵便投票が認められないのです。 

要介護5は最も高い介護度で、それより要介護状態の低い人(施設に入っている方以外)は、投票所に行かなければならないようです。 

みなさんはこの状況をどう思われますか?

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