代表 宮野 博

1986年に東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了、1992年に東京大学論文博士(薬学)。

1986年味の素株式会社に入社。分析化学を専門とし、タンパク質や多糖類の分析・構造解析技術の研究開発に従事。

1993年より6年間、食品や医薬品(原薬、無菌製剤)工場の品質保証・品質管理に従事、GMPや分析バリデーションを担当し、FDA査察やベンダーオーディットに多数対応。

2000年頃より、代謝物解析(メタボローム)研究の重要性を国内でいち早く主張。
味の素株式会社が2011年から展開する疾病リスクスクリーニング「アミノインデックス」は、メタボローム研究が社会展開された最初の事例であるが、事業化の鍵となった革新的アミノ酸分析開発の責任者。

2015年 分析・解析、安全性、エンジニアリング、ICT部門を担当する理事/イノベーション研究所基盤技術研究所長。

2022年 東京薬科大学 客員教授。

2015年科学技術と経済の会技術経営・イノベーション賞会長賞、
平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰などを受賞。 

日本分析化学会筆頭副会長、同「産業界における研究開発と分析ソリューション」企画運営委員長、クロマトグラフィー科学会理事、マイクロバイオームコンソーシアム理事、経団連イノベーション委員会/企画部会、産学官連携推進部会委員、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校科学技術顧問、新アミノ酸分析研究会会長等を歴任、現任。