コラム
109. 真摯な姿勢新着!!

このコラムでも以前取り上げましたことがありましたが、麻雀ブーム、正確には「競技」麻雀ブームで、麻雀が明るいエンターテイメントになっています。この火付け役のひとつが、2018年から始まったMリーグであることは間違いありませ […]

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コラム
108. 博士を育てる

「末は博士か大臣か」 このような言い回しはもう使われません。子どもに対して、将来は博士や大臣のような立派な人になってほしい、という期待を表した言葉でしたが、少なくとも大臣が立派な人だとは認知されなくなりました。 博士はど […]

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コラム
107. 酷暑と向き合う

「暑い日に暑い暑いと言っても涼しくなるわけではない、かえって聞いている人を不愉快にするだけだ」と言われて育てられ、それも一理あると思ってきたので、あまり人前では暑いとは言わない人なのですが、去年・今年の暑さは異常です。  […]

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分析化学Tips
66.ジペプチド分析④ フェニルイソシアネートと反応したジペプチドのマススペクトル

フェニルイソシアネート(PIC)という化合物はアミノ基と反応するので、ジペプチドにはそのN末端と反応します。この反応体(構造は下表をご参照ください)を「PIC-ジペプチド」と名付けることにします。 三連四重極型質量分析計 […]

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コラム
106. オリンピック

17日間のパリオリンピックが終わりました。  昨年末のコラムに書きましたが、私が前から応援していた北口榛花選手、金メダルです。よかったです。うれしいです。昨年は絶好調でしたが、今年は少し精彩を欠く大会もあり、ファンとして […]

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分析化学Tips
65.ジペプチド分析③ ジペプチドの分析が簡単ではない理由

前回、ジペプチドの魅力の一端を述べましたが、最後に「ジペプチドのような低分子ペプチドの存在や動態、機能はこれまであまり調べられてこなかった。」と書きました。これは低分子ペプチドをきちんと分析する技術がなかったことが一因と […]

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コラム
105.企業内基礎研究について

 前々回「研究の多様性について」をしたためているうちに、企業の基礎研究について改めて書きたくなり、その衝動が抑えられません。 不満だらけの冗長な文章にならないように、箇条書きにします。    企業にも基礎研究をする部門が […]

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コラム
104.多様性は固定観念を解放してくれる

  今回は多様性がうまくいった事例を紹介しようと思って書き始め、その思いがおおげさなタイトルになっていますが、最初に断っておきますが、結論がちょっとちがうような気もしています。      これは研究所の分析グループ内の昔 […]

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分析化学Tips
64.ジペプチド分析② ジペプチドの有用性

 今回はジペプチドの有用性について紹介したいと思います。     アミノ酸の有用性は維持しつつその物理的性質を改善するため、アミノ酸をジペプチドとして用いる研究が進められています。   グルタミンには腸管保護作用があるた […]

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コラム
103.研究の多様性について

 研究所や研究テーマの多様性の重要性について考ようと思います。     十数年前にもなりますが、採用面接で「味の素(株)の研究所の良いところ(入社してよかったこと、すごいと思ったこと)を教えてください」と学生さんによく質 […]

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