144.安全はすべての優先するのでは?
またまた、私の生活圏内のお話で恐縮です。
先日も書いたとおり、最寄り駅は小田急線の生田駅です。
生田駅は明治大学農学部の最寄り駅で4月になると朝夕、駅のホームや階段、エスカレーターは学生さんであふれかえります。知合いの農学部の先生は、「ご迷惑をおかけします。そのうち(学期の後半)に空いてきますから・・・」と言っておられましたが、最近の学生さんは真面目に一年通して通学しいるように思います。
さて、生田駅ですが、まだホームドアがありません。設置が進んでいる路線や駅が増えてきましたが、小田急線は少し遅れている感じがしています。乗降客の多い駅から優先的に設置しているようです。
その理屈もわかります。
しかし、乗降客が多い駅は、快速急行も急行も全ての電車がその駅にとまるので、我らが生田駅のように、各駅停車の電車しか止まらず、快速や急行が猛スピードでホームすれすれに通過するようなことはありません。
私の主観としては、乗降客の多いがすべての電車が停車するような駅は安全で、各停しか止まらない駅のほうが危険に思います。私も含めてお年寄りからすれば恐怖に近いものがあります。しかもホーム幅が狭いので、「黄色い点字ブロックから下がってください。電車が発車できません」というアナウンスが何度も行われます。この状況はお隣の読売ランド前駅も同じです。
小田急線の時刻表は過密です。そして人身事故の多い路線です。
人身事故は、駅での転落や電車との接触によるものだけではないでしょうし、大半は人のほうに過失があるのでしょう。しかし、事故の原因は何にも優先して摘み取るのが会社の使命と考えます。
乗降客が多い駅から順にホームドアをつけるべきか、ホームの横を急行がビュンビュン通過する駅は後回しでいいのか、優先順位をつけなければならないのでしょうか?
全ての駅、一斉にホームドアをつけてほしいものです。