171. ワールドシリーズ回顧

ワールドシリーズが終わりました。

日本にいると否が応でもDodgers贔屓になってしまいます。因みに私はこの原稿を書き始めるまでドジャー「ズ」だと思っていましたが、日本語表記はドジャー「ス」だと知りました。YouTubeで現地の放送を見返しても私には「ズ」と聞こえます。L.A. Lakersはレイカーズなのに・・・なぜ「ズ」ではないのでしょうか?

 

さて、短期決戦は流れとか勢いとかが大切で、第3戦の延長18回でDodgersがサヨナラ勝ちをしたときは、このままDodgersが連勝してロスで優勝が決定すると思っていました。

その予想が外れたどころか、逆に連敗してトロントまで決着がもつれます。余談ですが、私はずいぶん前にロジャーセンター球場に隣接するCNタワーに上ったことがあります。プレーをしている時間帯で、そのドーム球場の開閉式屋根が開いていたので、まさに豆粒程度でしたがタワーから大リーグ観戦をちょっとだけすることが出来ました。

第7戦までもつれて、投手大谷さんが3ランを喫しました。ブルージェイズにいい流れのまま試合が進み、大谷選手が打たれて負ける、昨年のWBC決勝とは違う展開だけれども、やはりキーパーソンは大谷翔平なんだと、勝手に納得していました。にわかファンにとってはつらい展開でした。

その後、伏兵?!ともいうべき選手がホームランを打ち、いろいろな勝負のあやもあり、結果は皆さんがご存じの通りです。

また予想がはずれました。

 

この年齢になると、物事の成り行きが読めるようになったと錯覚し、したり顔で、こうなるんじゃないかなどと語ってしまいます。実際には外れていることが多いのでしょうが、予想通りなったときの記憶が強く残り、如何にも分かったようなことを言ってしまいます。全くもって、はずかしい。反省中。(今回は誰にも言わなくてよかった・・・)

いずれにせよ、「にわかDodgers贔屓」としては最高の結果で終わりました。アドレナリンが出まくった選手の皆さんには十分な休養と身体のケアをして来シーズンを迎えてもらいたいと願っています。

 

ところで、いつも感心しまうのは、デーブ・ロバーツ監督の記者会見です。マネージャーとしてとても優れた方だということが感じとれます。

一人ひとりの選手の状態をしっかり把握し、個々の力に全幅の信頼を寄せているコメントを発信し続けています。一方で大谷選手に対してであろうが調子の上がらない選手にはきちんと苦言を呈します。

第3戦のロッカールームやシャンパンファイトのような興奮した場面でも、喜びと感謝と皆を奮い立たせるメッセージをアクションと共に簡潔に届けます。

超一流の選手のコメントもそれぞれが敵味方いずれに対しても敬意を払う素敵な言葉が並びます。そういう姿を見習いたいものです。

 

*写真はhttps://x.com/Dodgers/status/1986190271114322261/photo/1から引用いたしました。

 

 

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