コラム
106. オリンピック

17日間のパリオリンピックが終わりました。  昨年末のコラムに書きましたが、私が前から応援していた北口榛花選手、金メダルです。よかったです。うれしいです。昨年は絶好調でしたが、今年は少し精彩を欠く大会もあり、ファンとして […]

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分析化学Tips
65.ジペプチド分析③ ジペプチドの分析が簡単ではない理由

前回、ジペプチドの魅力の一端を述べましたが、最後に「ジペプチドのような低分子ペプチドの存在や動態、機能はこれまであまり調べられてこなかった。」と書きました。これは低分子ペプチドをきちんと分析する技術がなかったことが一因と […]

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コラム
105.企業内基礎研究について

 前々回「研究の多様性について」をしたためているうちに、企業の基礎研究について改めて書きたくなり、その衝動が抑えられません。 不満だらけの冗長な文章にならないように、箇条書きにします。    企業にも基礎研究をする部門が […]

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コラム
104.多様性は固定観念を解放してくれる

  今回は多様性がうまくいった事例を紹介しようと思って書き始め、その思いがおおげさなタイトルになっていますが、最初に断っておきますが、結論がちょっとちがうような気もしています。      これは研究所の分析グループ内の昔 […]

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分析化学Tips
64.ジペプチド分析② ジペプチドの有用性

 今回はジペプチドの有用性について紹介したいと思います。     アミノ酸の有用性は維持しつつその物理的性質を改善するため、アミノ酸をジペプチドとして用いる研究が進められています。   グルタミンには腸管保護作用があるた […]

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コラム
103.研究の多様性について

 研究所や研究テーマの多様性の重要性について考ようと思います。     十数年前にもなりますが、採用面接で「味の素(株)の研究所の良いところ(入社してよかったこと、すごいと思ったこと)を教えてください」と学生さんによく質 […]

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分析化学Tips
63.ジペプチド分析① ジペプチドとは?

 これまでにアミノ酸分析に関してTipsで数多く紹介してきました。 ここでは、アミノ酸が2つ結合したジペプチドの測定について、シリーズで解説していきます。    目次  ① ジペプチドとは? ② ジペプチドの有用性 ③  […]

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コラム
102. 心に残るスピーチ

 皆さんがまず思い浮かべる「心に残るスピーチ」「感動するスピーチ」は、きっと昨年のWBC決勝戦前に大谷翔平選手がチームに語りかけた「憧れるのをやめましょう」で始まる短いスピーチかと思います。 プロアマ問わず世界中の野球を […]

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コラム
101.出涸らしの役目

 突然ですが、古典落語の名作には廓噺(品川心中、明烏、お見立て、三枚起請など)が多いのですが、このご時世、これらが上演しづらくなったと聞いたことがありました。とても驚きましたし、おかしな時代になったものだとも思いました。 […]

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コラム
100.今が一番若い

このコラムが連載100回目をむかえました。   現役の頃、自分より若い人たちから悩みや行き詰まり感などの相談を受けることがあり、「それはこう考えればよいのではないか」とアドバイスしたことが少なからずありました。 […]

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