安定同位体

分析化学Tips
80. ミニ知識:質量分析に大きく貢献した研究者

質量分析器の発明  19世紀後半に陰極線を元に発展した質量分析の分野では、百数十年の間に様々なイオン化法や測定法が開発されました。中でも、Francis Astonは、電子の存在の確認や安定同位体の発見で有名なJosep […]

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分析化学Tips
70.いまさら聞けない「マトリックス効果」

LC/MSのマトリックス効果とは、実試料を分析した場合に分析対象物質の感度がその標準溶液を測定した場合と比較して増大したり減少したりする現象です。 LC/MSでは強度の減少がしばしば観察されますが、マトリックスの影響で感 […]

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分析化学Tips
(54)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑪ 内標準には13C, 15Nのラベル体を使う

除タンパク操作のポイントと手順を前回紹介しましたが、ここではプレカラム誘導体化LC/MSによるアミノ酸分析に用いる内標準液について解説します。 正確な定量を行うために、内標準は欠かせません。可能なかぎり、早い段階で添加し […]

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分析化学Tips
(26)いまさら聞けない「内標準法」

今回は、内標準法について、少し掘り下げて説明します。  内標準法はLC/MSではよく用いられますが、まず一般的な特徴を列挙しておきましょう。   試料注入量の誤差が補正できる  分析条件が測定値に与える影響が補正できる  […]

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