21.採用面接を受ける前に練習しておくこと
採用試験シリーズ①
誰でも1度は経験する採用面接。今回はここにスポットを当てます。
面接官は人間ですし、その経験や立場でそれぞれ重視する点が違います。
専門性に重きを置く面接官もいますが、黙々と働きそうな人や打たれ強そうな人をより好ましく思う面接官もいます。
私は、長年、技術系の採用窓口や最終面接官を務めてきましたが、採用してから良かったなと思う学生さんの特徴は、面接の場で会話が弾んだ人です。こちらの質問に端的に答えてもらえて、質問と回答のキャッチボールがスムーズにできた人ということで、つまりこちらからたくさんの質問が出来た人ということになります。
しかし、面接官に共通している姿勢は、みなさんのことをよく正しく知りたいということ、これは全員が一緒です。
学生さんが自分自身の情報をたくさん紹介してくれること、引き出しの多い人ということになるかもしれませんが、そういう方は面接でも会社に入ってからも、だいたい好印象です。
面接で、質問に対する回答はポイントを押さえて短く、という練習はしておきましょう。社会人になってからも、このことは役に立ちます。
面接する側は、みなさんのエントリーシートを見ながら質問をします。
そこで次に、エントリーシートの書き方について、私見を述べたいと考えています。