61.私に少し自信を与えてくれた言葉

お前は大器晩成だ

子供の頃に父親に言われた言葉です。裏返せば、「今のお前は大したことないが、がんばれ!」だったのかもしれませんが、その言葉がずっと心の片隅にあり、励みとなりました。結局、大器ではありませんでしたので、晩成することもなかったわけですが、今がダメでも次はよくなる、もっと成長しようと思い続けられた思い出の言葉です。

君のようなタイプは50歳を過ぎたら人生が楽になるよ。

これは私が45歳前後で、当時の上司に言われました言葉です。

「君のようなタイプ」の意味は不明ですが、もの(状況)の捉え方がいいと言われたこともありました。

また、人生が楽という表現ではなかったかもしれませんが、仕事上の判断とか人との接し方とか、そういうことに悩まなくなるという意味だったようです。大器晩成と似た表現ですが、40歳を過ぎたら大器晩成と言われるより、このような表現が受け入れやすいですよね。

実際はどうであったかは、内緒です。

あなたの〇〇能力は抜群だ。
35歳前後のときの上司に、「君の事務処理能力は抜群だ」と評価シートに書かれたことがありました。

いう上司の真意は「もっと○○能力を磨け・・・」ということなのだと今なら理解したでしょうが、当時は素直に嬉しかったし、自信を持てました。

もちろん、その後の会社生活の中で、自分よりもはるかに事務処理能力が優れた人間がたくさんいるということに気がつきましたけれども、

人を勇気づける或いはやる気にさせるには、言葉を並べるよりもシンプルな表現を使ったほうがよさそうです。私が単純で鈍感な人間だからかな・・・

おあとがよろしいようで。

 

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