17.良いことは2倍、辛いことは10倍
この言葉は、会社で管理職や部長に昇格した人に対する私の「はなむけ」の言葉です。
課長になれば、月給やボーナスは上がるでしょうし、部下もできるという点だけをみれば、良いことがあると言えるでしょう。
しかし、所詮、中間管理職です。責任を持たされるし、上からも下からも突き上げられることが多くなります。特に上からの圧力はこれまでとは格段に違うことに驚くことでしょう。だから、いいことよりも辛くて苦しいことが増えます。
良いことは倍々で増えるとしても、辛いことは指数関数で増えていくという覚悟をしておいたほうがよいことです。
仕事ですからそれが当然ですし、もしそうならなければ、あなたは自分の職責を果たしてないと考えたほうがよいでしょう。
ただ、その辛いことに耐えて、会社をリードしてくれるポジションを担ってほしくて、あなたを昇格させているのです。期待されているのです。