偽陽性

分析化学Tips
(37)検査で用いる統計 ⑦カットオフ値とその決め方(前編)

  カットオフ値とは、病気にかかっている人とそうでない人を判定する境目の検査の値です。 前回も示しましたが、検査値と病気の有無とが図のような分布をとっている場合、どこにカットオフ値を設定するかが大切です。簡単に […]

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(36)検査で用いる統計 ⑥ROC曲線とAUCの意味(後編)

前編では、ROCもAUCも説明しませんでしたが、図3で説明したとおり、検査値のどこに線を引くかで感度と特異度が変化することは理解していただけたかと思います。   この変化をグラフにすることができます。  〇 横軸に偽陽性 […]

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(35)検査で用いる統計 ⑥ROC曲線とAUCの意味(前編)

  検査の有効性に関する論文を読んでいると、図1のようなグラフを見ることがあるでしょう。 (下手くそな図ですみません) 図1では、左側が病気Xでない人の検査結果、右側が病気Xの人の検査結果で、縦軸が検査の値のよ […]

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(30)検査で用いる統計 ① 感度と特異度

第1回は「感度」と「特異度」です。     「感度」は分析でよく用いられる言葉です。測定の対象となる物質(群)を検出する能力で、感度がいいことを検出限界、定量限界の値で表現します。  分析の世界では、「特異度」 […]

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