基準濃度範囲
(57)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑭ 血漿アミノ酸濃度には男女差や年齢で変化するものがある
2024年6月4日
前回、血漿遊離アミノ酸の基準濃度範囲(正常範囲)を示しました。 説明を省きましたが、除外基準とは①問診、検査値からの除外(慢性疾患、薬物治療)、②アミノ酸濃度の外れ値(異常値;4 x SD以上)からの除外になります。さら […]
(56)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑬ 初めて正確に求められた血漿アミノ酸の基準濃度範囲
2024年5月30日
ここまで述べてきたことは「標準化された血漿中アミノ酸分析の手順」です。 標準化には3つの要素がありました。 1)分析装置(UF-Amino Stationと試薬)の性能 2)アミノ酸を身体内と同じ濃度で測定するための試料 […]
(43)シリーズ 「血液中のアミノ酸測定の標準化」の開始にあたって
2024年4月16日
血液中のアミノ酸濃度は、臨床検査では「アミノ酸分画」といわれます。 先天的アミノ酸代謝異常症の診断、肝機能不全の重症度判定や治療の指標、栄養状態不良の患者の病態把握などに有効で、これらには健康保険が適用されています。 […]