50.都合の悪いことを消していませんか

私は景色の写真を撮るのが苦手です。

スマホカメラマンですが、カメラの問題ではなく、構図が下手なのだと感じています。山でいい風景を見つけて感動して写真に残しても、家に帰ってみた写真は、自分が感動したものとはかなり違うものになっています。

しかし、最近気がついたのですが、そして正しいかどうかは分からないのですが、人間の目と脳はよく(?)出来ていて、観たものを自分の都合のよいような映像に加工してしまい、邪魔なものをぼやかしてしまうというか、ほとんど見えないように調整しているのでないでしょうか。
美しい景色の手前に枝や葉が映り込んでいるとか、かすんで幻想的な山並みが、写真だとほとんど見えていない、そのようなことはありますよね。

やはり、構図というより、カメラや技術の問題のように感じてきましたが、都合のよいものだけを見てしまう、見えてしまうということは、他にもたくさんあるような気がします。

実験で言えば、先入観で自分にとって良いデータしか評価しないということで、とても危険です。

また、よく言われているように、自分の都合の良い、耳心地が良い情報しか取らないでいることが可能な社会です。それもテレビやYouTubeなどの映像や活字、ネットなどの文字から得られる情報は、ついつい正しいと思いがちです。テレビや新聞は、「事実」を報道するという点では信頼できても、その伝え方やそれに対する意見は、それぞれの局のスタンスによって異なります。

情報や見解をまんべんなく得ることは不可能ですが、情報源はたくさん持ちましょう。耳障りのいいことだけではなく、いろいろな意見を見たり聞いたりして、自分の頭で考える習慣をつけることが大事だと思います。

もちろん、社会のことだけでなく、自分自身についても同じことが言えますが、これがなかなか出来ないのも人間です...

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