分析化学Tips

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68.ジペプチド分析⑥ ジペプチド分析の事例とトリペプチド分析

  ジペプチドを網羅的に測定する方法は確立されました。  本手法をチーズやワインに適用した結果が下記の文献に示されています。  (陰山直子ら 分析化学 69 173-178(2020) https://doi. […]

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67.ジペプチド分析⑤ プレカラム誘導体化ジペプチドのLC/MS/MS測定

   前回、PICで誘導体化された全てのジペプチドには共通する特徴的な開裂パターンがあることを紹介しました。  これを利用すれば、(1)特定のジペプチドを選択的に検出できるだけでなく、三連四重極型質量分析計の測 […]

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66.ジペプチド分析④ フェニルイソシアネートと反応したジペプチドのマススペクトル

フェニルイソシアネート(PIC)という化合物はアミノ基と反応するので、ジペプチドにはそのN末端と反応します。この反応体(構造は下表をご参照ください)を「PIC-ジペプチド」と名付けることにします。 三連四重極型質量分析計 […]

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65.ジペプチド分析③ ジペプチドの分析が簡単ではない理由

前回、ジペプチドの魅力の一端を述べましたが、最後に「ジペプチドのような低分子ペプチドの存在や動態、機能はこれまであまり調べられてこなかった。」と書きました。これは低分子ペプチドをきちんと分析する技術がなかったことが一因と […]

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64.ジペプチド分析② ジペプチドの有用性

 今回はジペプチドの有用性について紹介したいと思います。     アミノ酸の有用性は維持しつつその物理的性質を改善するため、アミノ酸をジペプチドとして用いる研究が進められています。   グルタミンには腸管保護作用があるた […]

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63.ジペプチド分析① ジペプチドとは?

 これまでにアミノ酸分析に関してTipsで数多く紹介してきました。 ここでは、アミノ酸が2つ結合したジペプチドの測定について、シリーズで解説していきます。    目次  ① ジペプチドとは? ② ジペプチドの有用性 ③  […]

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(62) 問に答えます シリーズ「血液中のアミノ酸測定の標準化」

このシリーズで述べてきた「アミノ酸分析の標準化」について、いくつかご質問をいただきました。   代表的なものに、 「これは、「すべての」アミノ酸について使うことができるのか?」 というものです。 タイトルにもあ […]

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(61)トリフルオロ酢酸のpHは酢酸よりなぜ低いのか

前回、共鳴効果が化合物の酸性度に与える影響について説明しました。 酸性度に影響を与える因子として、「誘起効果」というものもあります。誘起効果は電子求引性誘起効果ともよばれます。   電子求引性基は、酸の共役塩基 […]

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(60)2,4,6-トリニトロフェノールはなぜ強酸なのか

表にこれから説明する化合物の構造とpKaを示しておきます。 フェノールのpKaがほぼ10なのに対し、2,4,6-トリニトロフェノールのそれは0.4、強酸です。構造が大きく違うので化学的性質が異なるのも当然ですが、「共鳴効 […]

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(59)いまさら聞けない「pHとpKa」

いまさらですが、pHの説明から始めます。 IUPACやJISでは、pHを溶液の水素イオンの活量(aH+)で定義しています(式1)。しかし、希薄水溶液の水素イオンの活量係数は1として差し支えないので、水素イオン濃度[H+] […]

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