分析化学Tips

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(08)タンパク質の一次構造解析のための酵素消化 

  ショットガンプロテオミクスなどでタンパク質のアミノ酸配列の解析(一次構造解析)をする場合、酵素でペプチド結合を切断してペプチド断片を作成し、LC/MSやMS/MSでペプチドを同定していきます。 そのために、 […]

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(07)タンパク質のアミノ酸組成を調べる:加水分解 

  今回は、タンパク質の加水分解について説明します。  タンパク質のアミノ酸組成を調べるためには、ペプチド結合をすべて切断して、アミノ酸一つずつバラバラにします。強酸、高温条件で一昼夜反応させる酸加水分解で、ほ […]

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(06)誘導体化HPLC ③アミノ酸のD,L分析 

読者の方はよくご存じとは思いますが、アミノ酸構造はRC*H(NH2)COOHで、Rは側鎖といわれ、アミノ酸の種類ごとに異なります。そのためα炭素であるC*は不斉炭素で、グリシンなどを除いてアミノ酸は光学異性体であり、これ […]

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(05)誘導体化HPLC ②LC/MSのための誘導体化 

LC/MSはそれ自体、選択性も感度も高いことが知られていますが、微量成分を分析する場合、プレカラム誘導体化による高感度化を行います。誘導体化試薬には、正電荷或いは負電荷を与えやすい構造のものが用いられます。  プレカラム […]

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(04)誘導体化HPLC ①誘導体化の基礎知識 

誘導体化とはなにか 誘導体化とは、分析したい化合物に別の化合物(試薬)を結合させたり、分析したい化合物自体の構造を変化させたりする反応のことで、そのときに使用する試薬を誘導体化試薬といいます。  アミノ酸や有機酸等、その […]

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(03)LC/MS/MSを用いたメタボローム解析の手順:②測定から解析まで

続いて、測定から解析までお話します。   分離  生体内の代謝物の分離には、もちろん逆相系HPLCを用いることができますが、代謝物には高極性の化合物も多いので、ODS以外のさまざまな固定相が用いられているようで […]

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(02)LC/MS/MSを用いたメタボローム解析の手順:①試料の前処理

今回は、試料の前処理についてお話します。  採取した試料の中でも酵素反応や化学反応が進行していて、代謝回路がまわり、代謝物が分解或いは他の物質に変化してしまいます。そのため、メタボローム解析では生体内での代謝物の状態、つ […]

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(01)LC/MS/MSを用いたメタボローム解析:概論

メタボローム解析とは  「メタボローム」とは生体内の全ての代謝産物のことで、それらを解析することをメタボローム解析或いはメタボロミクスといいます。  メタボローム解析は、生体試料(血液、尿、組織、細胞など) に含まれるお […]

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