2024年4月

分析化学Tips
(47)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ④ アミノ酸分析計は正確無比!しかし測定時間が120分!

 臨床検査項目であるアミノ酸分画は、HPLCによる全自動アミノ酸分析計で測定されています。アミノ酸分析計の第一人者である日立ハイテクノロジーズの伊藤正人氏が、和光純薬時報で分析計について熱く・詳しく説明されていますのでご […]

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コラム
91.全人類のゲノムは99.9%共通

 以前、「がんばるは夢中に勝てない」というある人の言葉を紹介しましたが、磯田道史氏はまさにそれを体現している代表的な一人であり、また、引き出しの多さに、いつも驚かされます。同氏の「磯田道史と日本史を語ろう」(文春新書)は […]

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分析化学Tips
(46)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ③ なぜ血液(血漿)中のアミノ酸はバイオマーカーとなるのか

 ところで、これまで「血液中の」と書いてきました(シリーズの題名も「血液中のアミノ酸測定の標準化」です)が、私たちが扱う(扱わなければいけない)のは、血液の成分の一つである「血漿(けっしょう)」中のアミノ酸です。  血漿 […]

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分析化学Tips
(45)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ② 血液中のアミノ酸濃度は疾病判定や健康リスク診断に有効です

血液中の遊離アミノ酸濃度の変動は、フェニルケトン尿症などの先天性代謝異常の診断指標、肝機能不全の重症度判定や治療の指標であり、栄養状態不良の患者の病態把握にも用いられます。    フィッシャー比は肝疾患の診断や予測として […]

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コラム
90.化学遺産「日本に現存する最古のアミノ酸分析計」

 世界には遺産とよばれる場所がたくさんあります。なかでも世界遺産は有名ですね。文化遺産と自然遺産に分かれていて、日本では、1993年に法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島、白神山地に登録されたのを皮切りに、2023年1 […]

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分析化学Tips
(44)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ① ヒトの身体にはどのくらいのアミノ酸があるのか

人の身体の約20 %を占めるタンパク質は、20種類のアミノ酸で構成されています。 つまり身体の約20 %、水分を除く約半分がアミノ酸です。    人は1日に約70 gのアミノ酸を摂取します。また1日に約180 gのタンパ […]

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分析化学Tips
(43)シリーズ 「血液中のアミノ酸測定の標準化」の開始にあたって

血液中のアミノ酸濃度は、臨床検査では「アミノ酸分画」といわれます。 先天的アミノ酸代謝異常症の診断、肝機能不全の重症度判定や治療の指標、栄養状態不良の患者の病態把握などに有効で、これらには健康保険が適用されています。  […]

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コラム
89.春らんまん

 一昔前の入学式の定番は満開の桜の下での記念写真でしたが、最近は卒業式の頃には桜が咲いていることが普通となっていました。 今年は桜の開花が全国的に遅れて、入学式=桜という光景が復活したようです。   桜の代表格 […]

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分析化学Tips
(42)続・検査で用いる統計 ③なぜオッズを使うのか(その2)

  なぜオッズという概念が重要か? そのもう一つの理由は、母集団の大きさでリスク比は変化してしまうが、オッズ比は変化しないからです。   リスクとリスク比の説明で下の表を出しました。 少し極端な例で恐縮ですが、がんの患者 […]

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分析化学Tips
(41)続・検査で用いる統計 ③なぜオッズを使うのか(その1)

オッズ比もリスク比も、医学や薬学で二つの変数間のリスクを比較するときに使われる指標です。 オッズがなぜ重要なのか、私が理解している2つのことを説明しておきます。 〇 オッズは「ロジスティック回帰分析」の変数である。 〇  […]

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