グルタミン酸

分析化学Tips
68.ジペプチド分析⑥ ジペプチド分析の事例とトリペプチド分析

  ジペプチドを網羅的に測定する方法は確立されました。  本手法をチーズやワインに適用した結果が下記の文献に示されています。  (陰山直子ら 分析化学 69 173-178(2020) https://doi. […]

続きを読む
分析化学Tips
64.ジペプチド分析② ジペプチドの有用性

 今回はジペプチドの有用性について紹介したいと思います。     アミノ酸の有用性は維持しつつその物理的性質を改善するため、アミノ酸をジペプチドとして用いる研究が進められています。   グルタミンには腸管保護作用があるた […]

続きを読む
分析化学Tips
(57)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑭ 血漿アミノ酸濃度には男女差や年齢で変化するものがある

前回、血漿遊離アミノ酸の基準濃度範囲(正常範囲)を示しました。 説明を省きましたが、除外基準とは①問診、検査値からの除外(慢性疾患、薬物治療)、②アミノ酸濃度の外れ値(異常値;4 x SD以上)からの除外になります。さら […]

続きを読む
分析化学Tips
(52)シリーズ 血液中のアミノ酸測定の標準化 ⑨ 採血直後からとにかく冷やす!

1.採血後の血液は急冷する 遊離アミノ酸を正しく測定するためには、血液試料の室温放置は厳禁です。 採血直後の血液は37 ℃くらいですから、採血管内でも血液中の代謝酵素は活性状態にあります。例えば、アルギニンはアルギナーゼ […]

続きを読む
分析化学Tips
(07)タンパク質のアミノ酸組成を調べる:加水分解 

  今回は、タンパク質の加水分解について説明します。  タンパク質のアミノ酸組成を調べるためには、ペプチド結合をすべて切断して、アミノ酸一つずつバラバラにします。強酸、高温条件で一昼夜反応させる酸加水分解で、ほ […]

続きを読む