宮野 博

コラム
17.良いことは2倍、辛いことは10倍

 この言葉は、会社で管理職や部長に昇格した人に対する私の「はなむけ」の言葉です。  課長になれば、月給やボーナスは上がるでしょうし、部下もできるという点だけをみれば、良いことがあると言えるでしょう。 しかし、所詮、中間管 […]

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分析化学Tips
(11) LC/MS/MSを用いたプロテオーム解析:ショットガンプロテオミクスの手順 ①前処理

 ショットガンプロテオミクスとは、トリプシンなどの酵素で対象のタンパク質をペプチドに消化し、LC/MS/MSで測定を行い、得られたスペクトルデータをタンパク質のアミノ酸配列データベースで検索し、ペプチドやタンパク質の同定 […]

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コラム
16.部長の仕事 ビジョンを示そう

 組織の長、例えば部長になったら部下にミッションとビジョンを示すことが、最初で最も大事の仕事の一つと私は考えています。  ミッションは比較的簡単につくれます。これまでの組織のミッションを踏襲するのがいいでしょう。また会社 […]

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分析化学Tips
(10)プロテオーム解析ってなに? 

 プロテオームとは、一般的には生物試料中の全てのタンパク質のことですが、 それらを解析することをプロテオーム解析或いはプロテオミクスといいます。   プロテオーム解析は、「目的」によって、ノンターゲットプロテオ […]

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コラム
15.イノベーションを生み出すとは

顧客の本質ニーズにこたえる技術こそがイノベーションを生み出す。では、その本質とは何か? 「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう」 講演の最後に、自動車王ヘンリー・フォ […]

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コラム
14.仕事でミスをした時

仕事でミスをしたと、しばしば落ち込んでいる君に贈る言葉です。 失敗やミスはしないほうが楽しい。残念ながら、仕事で失敗する。ミスを犯すということは、経験が浅ければ浅いほど、よく起こることです。  普通に問題なく業務を遂行し […]

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分析化学Tips
(09)タンパク質やペプチドのN末端アミノ酸の同定

タンパク質やペプチドのN末端のアミノ酸を同定する方法としてエドマン分解が有名です。  質量分析計やその技術の進歩に伴い、アミノ酸の配列解析が容易となっていますが、ゲノムデータベースのタンパク質は前駆体タンパク質として登録 […]

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コラム
13.鬱、私の場合 

私はまさか自分が鬱になるとは思っていませんでした。 十数年前、人に勧められて心療内科を受診しました。先生に自分の症状を話したところ、「以前も鬱だったことがあるの」とストレートに聞かれ、自分の置かれた状態が鬱の範疇に入るの […]

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コラム
12.測る、で負けない

これは、味の素株式会社にライフサイエンス研究所という組織があった当時の研究所長であった三輪清志氏の言葉です。ただし、この言葉の前に、「アミノ酸を」がついています。 つまり、「アミノ酸を、つくるで負けない、使うで負けない、 […]

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コラム
11.瞬時に判断、決断のために必要なこと

立場が上になれば、判断業務が増える。即断即決が求められることも多い。  多くの情報があれば、正確な判断は容易だが、情報が少ない場合でも、GOかUNGOの「決断」をしなければならないことがある。「もう少し調べてか […]

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