コラム

コラム
87.基礎と基盤

  同じような意味の言葉でも、ずいぶんと異なる印象を与えるものがあるという話題の続きです。 会社では「基礎」研究という言葉を好みません。 総務省統計局「科学技術研究調査報告」では、「基礎研究」とは「特別な応用、 […]

続きを読む
コラム
86.先進と先端

  同じような意味の言葉でも、ずいぶんと異なる印象を与えるものがあるという話題です。 先日、住友ゴム工業(株)の岸本浩通さんの講演を聞く機会がありました。 同社の分析解析部門の名称を「先進技術・イノベーション研 […]

続きを読む
コラム
85. 裸の大将からヘラルボニーへ

  1月末に友人と諏訪湖1周16キロのハイキングをしました。 諏訪大社下社、翌日は上社まで足をのばし、さらに上社の最寄り駅である茅野駅の近くにある「放浪美術館」を訪れました。(http://www.houro. […]

続きを読む
コラム
84.課題論文の書き方

  1.研究報告の要旨   入社当時、研究報告の要旨は以下を簡潔にまとめなさいと指導されました。 ① テーマの目的 ② 背景と問題点(先行技術) ③ 本研究の課題(この報告書の目的) ④ 実施内容 ⑤ 結果 ⑥ […]

続きを読む
コラム
83. 座右の銘

 まず、先週の答えから。    「『真理は単純で美しいものである』という言葉があるがこれをどう思うか?」   「確かに事実はそうかもしれませんが、これは実験の苦労を知らない人の言葉のような気がして私はあまり好きではありま […]

続きを読む
コラム
82. 名言あれこれ

 今回はいろいろな名言を紹介します。   「人々が欲しいのは1/4インチ・ドリルではない。彼らは1/4インチの穴が欲しいのだ。」   先日、講演会で恥ずかしながら私は初めてこの言葉を聞きました。 マーケティング […]

続きを読む
コラム
81. 仕事の「センスがいい」ということとは?

  センスがあるとかないとか、そのことをちょっと考えてみました。 センスとは芸術の分野などで「生まれながらの」才能に由来するイメージがあります。しかしそれ以外でも「○○のセンス」ということを言いますよね。 「洋 […]

続きを読む
コラム
80.街で気になる光景

   今回は、日常の生活の中で見かける気になることを、思いつくまま書き出してみたいと思います。  駅の改札の出入り口、エスカレーターを下りたところで、行先表示を見るために立ち止まってしまう人がいますよね。年配の […]

続きを読む
コラム
79.他社を見学するときになにを見ているか

 現役の頃、他社さんをよく訪問させていただきました。 査察ももちろんありましたが、打ち合わせで行くようにしていたのは他社の研究所や工場です。本社でお偉いさんに会うのは、それはそれで意味はあるですが、選べるのであれば、出来 […]

続きを読む
コラム
78.言語化について私が経験してきたこと

 言語化力、言語化能力が現在のビジネスシーンのキーワードの一つのようです。   Googleの生成AIによれば、「言語化能力とは、自分の考えや思い・感じていることを自分以外の誰かに伝える能力です。言葉にする力とも呼ばれ、 […]

続きを読む